今まで各局の番組内で風さんが取り上げられてたけど、番組丸ごと風さん特集というのは初めてやなぁ。しかも全国区のNHKだよ。
45分も見てたら、わてどうなっちゃうんやろ？って思いながら、TVの前にちょこんと座った。
番組終了後、
"Free" live見た後みたいに案の定、目潤ませて放心状態。
やっと落ち着いてきたんで書き始めました。(ここからはネタバレ含むのでご注意を！)
先ず驚いたのは、小4の頃から既に曲作りしていたという事実と、予告編にもあった｢無駄な曲は一切作りたくない。1曲でも今いちやなと思われたら、悔しいみたいな。意味のあるものしか作りたくない。｣という言葉だ。
確か風さん、優しさの塊みたいやのに、最初にYaffleさんと組んだ時に｢(編曲は)俺じゃなくてもいいんじゃない。｣と言われた程バチバチがあったと聞いた。だから、曲に対する拘りはかなりあるんやろなと思ってたけど。
風さんの口からこういう言葉聞くと、改めて、曲作りへのストイックなまでの情熱を感じる。
ファーストアルバムなのにベストアルバムかと思う程、クオリティが高かったのも納得や。
それにしても転調やテンションコード(4和音)を多用する特徴的なメロディ、グルーヴ感を出しつつ人生においての意味を持たせる言葉選び･･･容易な事ではないよなぁ。
わてらはセカンドアルバムが待ち遠しいなんて、つい気軽に言っちゃうけど、いつまでも待つよ、待つ、待つ。
納得いく作品になるまで、焦らずゆっくりでいいからね。
実家の喫茶店ミッチャムで語る姿見られたのも良かったな。
それと、マスクで顔を隠しちゃう風さん、初めて見たよ。
いつも自信に溢れているように、勝手に思っとったけど、わてらと同じやった。
人間だもの調子の悪い時もあるよ。
スランプだってあるよ。
あのLisaさんもライヴ中突然高音が出なくなり、絶望の淵に立った事があったそうや。
アーティストも、大事な大会に向けて最高の状態に仕上げないとならんアスリートと同じなんやね。
みんなが期待すればする程、それに答えなきゃってプレッシャーもあるし。
増して今回は" Free "がテーマ。
先ずは自分がストレスやプレッシャーから解放されて、自由にならなきゃならない。
その為にスタジアムの周りを走り込み、あんなに何度も何度も練習を重ねてたんだ。
実際に公園の芝生の上でもリハしていたんやね。
その頃はまだ青空の下でのライヴにこれっぽっちの疑いもなかったんやろな。
雨の中でのリハはなかったみたいやけど、リハなしの本番であんだけ力出せるって、やはりただ者じゃない。
ライヴを視聴していた人もクローズアップされてた。
体調を崩し入院していた女性と適応障害で退職したYouTuber。
ふたりとも風さんの曲に救われたと言う。
社会から弾き出され、救われない人は他にもまだまだ沢山おるはずや。
そんな人にこそ彼の曲が届いて欲しい。
心から願う。
海外からはバークリー音楽大学出身のミュージシャンとニューヨーク在住の客室乗務員。
Twitter世界トレンド１位と聞いても、実は今一つピンとこなかったんやけど、海外の人が画面を見詰め、一緒に口ずさむ姿を実際に目にすると、こりゃ凄い事だったんやなって実感した。
目に映ったのは、7万人収容のスタジアムで独りライヴを行うピアノマン。
でも実際は、地球という会場に訪れた18万人もの観客が、彼の言葉に癒され、その歌声に聞き惚れていたんや。
しかもニューヨーカーの女性は、グラミー賞に4度も輝いたエド･シーランより好きなんて言ってるんよ。( エドさん、ごめんなさい。Mステで『 Shape of you 』聞いた時、風さんの方がええって、わても思ってしまった。)
グラミー賞も夢じゃないよね。
風さんはまさしく音楽界の" 大谷翔平 "だ。
彼の一挙一投足に注目が集まり、世界中の人から愛される日もそんなに遠くはないのかもしれん。
始め45分って長いんかなと思ったけど、終わってみればあっという間だった。
ラストは、里庄町の『青春病』が流れるつばきの丘運動公園。
遊ぶ子供達見ながら
｢これからもいい音楽を聞かせんといけんな。この曲、あん時の曲やって懐かしく思ってくれたり･･･わしが曲聴いてノスタルジックになったりするから、そんな風になれたら嬉しいなぁ｣って呟く風さんがおった。
風さんを取材していて、世界のスーパースターになっても、彼は原点を忘れない、謳う人になりたいと思った時の気持ちを忘れないと確信したから、あんなエンディングにしたのかもしれんね。
そういえば、撮影終わったよって写真UPされてたけど、やはり『燃えよ』のMV？
『 きらり 』のダンサー、アレックスさんもおったし、サンバでも踊ったんやないかな。
えっ！
Fujii Kaze + Google Pixel プロジェクト始動🔥？
何～！
またドキドキ始まっちゃったぁ。
ほな🐾
