藤井 風さん・・・ 猫が推し活始めました😺

♥️する さすけ のつぶやき

『LASA』聞いたど〜

怒涛の怒涛のまつりウィークが過ぎた。
いきなりの情報過多で、わての小さな脳内に大波小波色んな感情が押し寄せてきて、ちょっと混乱しとる。これから少しずつ整理しなきゃ。
先ずは無事『LASA』をお迎え出来たんで、その感想から。

リリパで風さん少し聞かせてくれたから、また全曲ええやん!てのはわかってたんだけど。
改めてアルバム通して聞くと。

これがええんよ。
また新たな風さんと出逢えちゃった。

『HEHN』は、人生悟っとる、何?まだ22歳?って度肝抜かれて、ちょっくら背筋伸ばして聞いとった。
風さん自身も、シリアスだったと言ってるようにどうや!って色々なメッセージを込めてたようやけど、今回は、もうみんな言いたい事わかってるよね、そんなにかしこまらずに楽しみながらおさらいしよって言われてるような感じ。
本人もラジオで、遊び心を大事にしたって言っとったね。韻を踏んだり、真逆の言葉並べたりってのは前からやが、新たに発表された曲は特に、もっともっと自由に、言葉遊び、音遊びを楽しんどる。

歌い方も『HEHN』では、ファルセット多めの優しい感じの曲は5曲だったのに対して、愛がテーマの『LASA』では7曲。曲調に合わせて声や歌い方を変えられるってのは彼の強みだよね。
『HEHN』同様『LASA』のセルフライナーノーツもそのうち公式アプリに載せくれると思うけど、とりま、さすけノーツや。

♪ きらり
確か
最初一番だけ公開されて、凄い曲作っちゃったもんだな、ホンダも風さんに依頼するとはさすがお目が高いと思ってた所、やっとフルで聞けた時に思わず感激のえー!
何故って2番が単なる1番の繰り返しじゃなかったから。あああ〜と盛り上がる所も3回ではなく4回。
なんておしゃれで予想を超える展開。
しかも “ どこにいたの 探してたよ 連れてって ” って歌詞が、車とも大切なパートナーとも色々解釈出来ちゃう。
どんなシーンで聞いても良いけど、ドライブには欠かせない曲やね。

♪ まつり
今出来る音楽や、言葉を詰め込んだ第2のデビュー曲とも言える風さんにとっては大切な作品みたいや。お葬式で流して欲しいだなんて···。
まつりってタイトルから和太鼓使うかなと予想してたけど、優しい曲調に合わせて篠笛(篠竹に穴を開けたシンプルな日本の横笛)とは、Yaffleさんにやられた。和と洋、静と動がふたりの天才によって見事に融合しとる。

♪ へでもねーよ
一昨年の秋、武道館ライブでお披露目された時、尺八のイントロやそれまでの曲調との違いに驚いた。こんな曲も書けるんやと。これはこれでカッコええ。
他人ではなく己への怒りの感情から生まれた曲、今回『LASA』仕様のアレンジに生まれ変わっとったよ。あの頃の衝動をより豊かに俯瞰してみている様なクールで、アダルトな仕上がりになった、との風さんの言葉に尽きるね。

♪ やば。
風さんの口ぐせだっていうタイトルに似合わず可愛いピアノのイントロ&アウトロに心地よいサウンド
最も多くのグラミー賞を獲得したブルーノマーズの曲?って思っちゃった。そんな素敵なメロディーに ” 何度も何度も墓に行って ” って歌詞。
自分の中の天使と悪魔が痴話喧嘩してるような感じって本人言うとるが、フックあり過ぎ。
愛は求めても求めてるだけじゃ得られない、自分を愛し、人を愛さなきや。
やば。
好き。

♪ 燃えよ
伝説の “Free” Live でお披露目された、今をこの時を大切にしよう!って元気をくれる曲、思わず垂直飛びしたくなる(^ ^;)ゞ
若くてストレートな、熱い曲だから、もう書けないかも?って本人言うとるし、大事に聞こ。

♪ ガーデン
語尾を全部 ‘ え ’で揃えたってホンマやぁ。
“ あなたに心奪われ
それでも守り続けたくて
ガーデン 果てるまで ”
とか、ちょっとドキッとした。
「ラブソングは巷に溢れとるから書かない。」って言うとったけど、今回はそれっぽいフレーズ幾つかあるよね。
どれもハイヤーセルフへのラブかな?
詩も旋律も優しく美しく、
Yaffleさんのアイデアでどんどん盛り上がっていくとこはエモイ。

♪ damn
アルバムの折り返し。
ここらでアップテンポな曲聴きたいなって気持ち、読まれとる。
聞き覚えあるようなメロディでノリノリだぜ。
浮かんだメロディにダンダンという言葉が乗って、英語のdamnに結びついたらしい。damnはクソッ とか ちくしょー とかのスラングと思いきや良い事にも使うんやて。やばいもそうやもんね。
これも自分を愛そうっていうセルフラブソングかぁ。
自分の中のハイヤーセルフに恋焦がれて近づこうとしてるのに、どんどん離れとる、ばかになっとる。どないしよう?って感じ。

“ 全て流すつもりだったのにどうした?
何もかも捨ててくと決めてどうした?
明日なんか来ると思わずにどうした?”

以前の楽曲をおちょくってる様なとこもあり、言葉選びがシュールで面白い。

♪ ロンリーラプソディ 
風さんラプソディの意味ようわからんで使ったんや。わてもようわからんで、調べてみたら、“ 自由なスタイルの叙情的な狂詩曲 ” だった。

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この時書き下ろしたんかな。
“ みんなひとりでしょ
みんなひとつでしょ ”

淋しい心に優しく寄り添ってくれるね。

♪ それでは、
青春病の前に区切りをつけるような曲、生と死を超えた壮大な映画のエンディング曲がええなと考えて降りてきた曲らしい。エンディングやのに、句点ではなく読点?
風さん、こんな曲が作りたいなって自分に言うと、それまで蓄積されてた何万もの音源データがシャッフルされて、ポンと理想の曲が出てくるんやない?ドラえもんのポケット持っとるんやない?って思えちゃう。
みんなを楽しく幸せな気分にする為のアルバムやのに、この曲まで聞いたところで堪えきれず、涙腺崩壊。
何で?って思うけど、辛くて哀い涙じゃなくて。
そうやな、こんな嫌な事あったんよってオカンに話してる時、ただ黙って聞いてくれてるオカンに抱きしめられて頭撫でられて、涙止まらなくなっちゃうような感じ。
心が浄化される。

♪ “ 青春病 ”
心がクリアーになった後やから、今迄何度も聴いてる曲やのに、新鮮。
ただ明るく楽しい青春じゃなくて、時には思い悩み、先の見えない明日に戸惑う日々。
単純には語れない複雑な心境を7パターンのメロディで表現しとるのかな。普通そんなにメロディパターンあったら統一感の無いバラバラな曲になっちゃうのに、ひとつの曲として成立させとる。改めて風さんの凄さに気付かされるよね。

風さん、放課後の学友との他愛も無いお喋りの時間をひたすら自分の夢を実現する為に使ってきたんやないかな?
MVロケ地、沖縄での濃厚な2日間でそんな時間を少し取り戻せたかな?

♪ 旅路
ドラマ『にじいろカルテ』が始まったばかりの頃、ボリューム小さくてよく聞こえないよ〜って言ってたのはもう1年前なんだ。
『帰ろう』とほぼ同じコードで、ビアノの左手は同じでいけちゃうって風さんの遊び心?
コロナ禍、卒業式もままならぬ若者に向けて、報ステで生演奏聞かせてくれたのも良かったよね。
“ 永遠なる光の中 全てを愛すだろう ”
『LASA』のラストに相応しい曲。 


以上、さすけノーツ。
簡単に記すつもりが思い溢れて長くなっちゃった。
みんなはどんな感想抱いた?

風さんの楽曲は、繰り返し繰り返し聴いても飽きない。
普通いくら美味しい中華屋さんでも毎食は飽きる。
かといって、和食・イタリアン・フレンチと、色々食べられるお店はどれも中途半端な大味になりやすい。
そやけど、もし、いろんな料理食べられて、どの料理頼んでも微妙な隠し味や適度なスパイス効いてて極上!って街の食堂があったら、毎日通うやん。 
風さんの楽曲ってそんな感じなんよね。

サブスクで好きな曲だけ聴くのもええけど、アルバムを順番通りに聴くから、込み上げてくる感情ってのがある。
特に風さんの場合、そうやなって思った。

それから、コーラスの秀逸な乗せ方とかフレーズの効果的なリフレインはヒッキーに通じるなって思わん?
『LASA』のリリパでは、何度もヒッキーのデビュー曲『Automatic』の振り、真似とった。嬉しかよぉ。
『それでは、』ってディズニー映画にも使えそうな曲やけど、ヒッキーは小さい時からディズニー映画大好きやったらしく、自身のインスタライブでいきなり歌い出した時なんか、最高だったんよね。
そのうちYaffleさん繋がりで、世界に通用するふたりのコラボとか実現せんかなぁ。

さてさて、以前のブログ『ど〜ん』でもちと触れたけど、
『HEHN』はモノクロ写真で目を閉じてるから、生まれる前の“ 原初の本能 ” からの誕生。『LASA』は明るい色調の中で微笑んでる。でも目は閉じてるから、生まれたての赤ちゃん。
だとすれば、まだまだこれから成長した姿を見せてくれるんだろうな。
『LASA』はそんな事を予感させるアルバムって事になるね。

風さんはこれからも進化し続けて、わてらを癒して人生を愉しませてくれそうや。

今後、風さんの未発表曲でショートムービー作ろうなんて夢あるプロジェクトもスタートするみたいやし、
何かまだまだ書きたい事一杯あるんやけど、
まぁ、焦らず、ボチボチいくにゃぁ。

ほな🐾