ついにきた~!
LAATのファイナル以降、2ヶ月も無風状態が続いていたけど、着実に海外進出への準備は進められているんやろなと思っていた。全世界で7億人以上のユーザーを抱えるWeibo ( 中国版Twitter ) を始めたらしいし、今話題の米若手シンガーd4vdとのコラボやLAプロデューサーzetraによるレコーディング?を思わせる投稿があったし。
we ❤️ fujii kaze pic.twitter.com/qXJ1SkvF9w
— zetra (@zetrazetra) 2023年4月13日
毎週金曜になると、公式からの発表はまだかまだか、
カリフォルニア州で開催される世界最大級の音楽フェス(コーチェラ2023)に飛び入り参加なんてないかなぁ?なんてソワソワしとったんやが・・・。
ついにきた〜!
何と6都市8公演のアジアツアー開催決定だという。しかも赤を基調としたLASAの柔らかいイメージとは180度違う青風、赤く染めた短髪の風さんが、会場ごとに色んな表情の風さんが、そこには居た。
ピアノ1台のみというシンプルな編成のツアー。昨年のhaatもピアノ1台やったけど、海外向けに今度はどんな構成なんやろう?
いずれにしても世界に向けた第2ステージがいよいよ始まるんやね。
ところで、60年程前に全米1位の快挙を成し遂げた日本の楽曲がある。坂本九さんの『上を向いて歩こう』だ。1963年6月15日付においてHot 100週間1位を獲得、同誌の1963年度年間ランキングでは第10位にランクイン。因みに英語以外の歌では1958年のドメニコ・モドゥーニョ『ボラーレ』(イタリア語)以来2曲目の1位だという。
最終的に世界約70ヵ国で発売され、総売り上げは1300万枚以上、1988年までにアメリカのラジオでのオンエア回数は100万回を超えたとされる。
何故、この曲が海外に渡りこれ程まで売れたのか?
そこには数々の偶然があった。
1961年7月21日、坂本九の歌唱によって初披露された『上を向いて歩こう』
翌年フランスのレコード会社からローマ字『UEO MUITE ARUKOU』で発売される。評判は良かったが、タイトルが長い上に意味不明で発音もわからずヒットには至らず。
そんな中、イギリスのパイ・レコードの社長ルイス・ベンジャミンが、契約の話で来日した際、手土産にもらった数枚の日本のレコードの中にあったこの曲を大変気に入り、帰国後トランペッター、ケニー・ボールのジャズアレンジでリリースすることに決める。タイトルは短く日本を感じられる言葉にしようと思案し、心に残った料理『SUKIYAKI』に変えたせいもあってか、これがヒット。
アメリカにこのジャズ版が渡るが、チャート100位以内に入らなかった。
しかしワシントン州パスコのラジオDJリッチ・オズボーンが偶然坂本九のレコードを入手し、ラジオ番組で『SUKIYAKI』として紹介すると、局に問い合わせが殺到。メロディも今までの曲調とは違い、ボーカルもジャズやロックシンガーのようなテイストがあるとティーンエイジャーから火が付いたという。
もし長いタイトルのままだったら、たどたどしい英語で歌っていたら、震えるようなビブラートの切ない歌声でなかったら、ここまでヒットしていなかったのかもしれない。
続けて『九ちゃんの炭坑節(Tanko Bushi)』を発売するが、三井三池炭鉱で起こった爆発事故の影響で歌うことを自粛し、アメリカでの活動も事実上終了。結局、一曲のみのヒットとなった。
風さんの場合も、シングルカットされていない『死ぬのがいいわ』がタイのTikTokでバズった事から全世界に拡がったわけで、偶然性という点では似ているけれど。
日本語歌詞を英訳して、意味がきちんと伝わっている。
最初から世界を視野に入れて活動している。
幼少期からあらゆる音楽を聞き、確かなバックボーンがある。
それに加えてあのピアノテクに世界でも十分通用する甘い歌声とマスクだよ。
一発屋で終わるわけがない。
ここではたと気付く。
風さんの曲のタイトルってインパクトあって短めだよね。
もしかしたら、海外でのリリースを考えてたって事?
何たるプロデュース力!!
これからどんな快進撃が始まるのか、もうワクワクしかないよ。
先は長い。無理せず風さんのペースで進んで欲しいもんやね。
わては、海外ツアーには行けないけど、日本からエール送るからにゃあ。
ほな🐾
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2023年 Fujii Kaze and the piano Asia Tour ( )内キャパ数
6月24日(土) 韓国 ソウル
KWANGWOON UNIVERSITY DONGHAE CULTURE & ARTS CEN
光芸大学 東海文化芸術センター(2005)
6時開場/7時開演 5月1日チケット発売
7月1日(土) 2日(日) タイ バンコク
KBank SIAM PIC-GANESHA THEATRE (1069)
6時開場/ 7時開演 4月30日チケット発売
KASABLANKA HALL (3000)
5時開場/8時開演 5月2日チケット発売
7月9日(日) マレーシア クアラルンプール
ZEPP KUALA LUMPUR (2414)
6時半開場 / 8時開演 5月5日チケット発売
7月22日(土) 台湾 台北
TAIPEI INTERNATIONAL CONVENTION CENTER (3100)
6時半開場/ 7時半開演 5月6日チケット発売
7月29日(土) 30日(日) 中国 香港
ACADEMIC COMMUNITY HALL, HKBU (1346)
7時開場 / 8時開演 4月17日 (LIVE NATION 先行発売) 4月18日一般販売受付