9/30公開した時は5万人位の視聴だった『damn』のMV。
だんだん再生回数が増え、あっという間に200万超え。このところずっとYou Tube急上昇動画(音楽)で1位だよ〜。今迄のMVもBEST10入りはしてたけど、1位はもしかして?初じゃないかな?
凄い、凄い。ダッチさん、やったね!
藤井風「damn」MVを監督しました。
— 山田 健人 せ (@dutch_tokyo) 2022年9月29日
アヴィガロウ、いつもみんな、これからも全部に感謝です🧡https://t.co/4iYxaNgTc8@FujiiKaze pic.twitter.com/dFoujeuViG
しかもコメント欄見ると絶賛の英語ばっかり。世界中が風さんに、風さんの音楽に、魅了されとる〜!
MV解禁の時はドキドキやった。
何せ、色香漂うあのティザーだよ。海外受けを意識してかなり刺激的な映像出てきたらどないしよって、相当覚悟しとったのに。
あ〜、いつもの風さんやった。良かった~。
最初こそホールでイケ散らかしてエルビスばりに歌っとったけど。
何故かお客の冷たい反応。それに気付いた時の気まずそうな表情、仕草、上手い!
頭冷やして出直して歌うのかなと思いきや、その場を去って外へ。スーツジャケットを脱ぎ捨て、周囲を意識してカッコつけてた自分にさよなら。
自分をみつめ、振り返り、ありのままの自分に戻っていくんやけど、歌詞と映像が見事にリンクしとるんよ。ダッチさんには脱帽やわ。
“ あぁ幸せってどんなだったけな …覚えてないや ”
洗った顔を幸せの黄色いハンカチ?で拭き取り投げ捨てる。
“ そこどけおれが通る ”
ステージから降りてゲストの間を駆け抜け、見栄や妬みといった己の負の感情を表した?トゲトゲ頭のダンサーが登場。衣装の色は “ だんだん赤くなった青さへ ” に合わせたんかな。
靴は風さんと色違いらしいよ。
青ジャケットの🧚♀️ 実は靴が風さんと色違い。がっつり腕まくりの意味とか本当に細かい所にストーリーがあるMVなので沢山見てみてください。
#damnmv #藤井風 https://t.co/mmKLJiOEVc pic.twitter.com/8LPkJQzICY
— Remi takenouchi(bot) (@RemiTakenouchi) 2022年10月1日
そういえば、ジャケット脱いだあと、腕まくりしとるよね。
‘ 気持ちを切り替えた自分 ’ と ‘ 気合い入れて何事にも一生懸命取り組む自分 ’ を表現してるんかも。
“ 全て流すつもりだったのにどうした? ” ← “ ああすべて流して帰ろう ”
『帰ろう』の赤い風船と道らしき映像(『きらり』のイナバウアーポーズと共に)
“ 何もかも捨ててくと決めてどうした? ” ← “ 何もかも捨ててくよ ”
『きらり』の街並みとバイク
“ 明日なんか来ると思わずにどうした? ” ← “ 明日なんか来ると思わずに燃えよ ”
『燃えよ』のジャングル
“ 全部まだまだこれからだから いつかあんたに辿り着くから ”
過去の振り返りから現在へ。
“ 愛してくこの先ずっと 守ってく明日もずっと ”
スクランブル交差点の回りの景色がガラガラとスタジアムに変わっていく。
これって“ Free ” Live の日産スタジアム?と一瞬思ったんやけど、現在に戻ってきとるんやから、まもなくライヴするパナスタだね。
ハイヤーセルフには近づこうとしてもなかなか近づけないけど、そんなダメダメな自分、イケてないありのままの自分をさらけ出し、そして愛していくよ。
それが大切!って事なんだよね。
人を心から愛する為には、先ずは自分を愛さなきゃ。
「風さんってナルシストっぽくて苦手。」なんて声もたまに聞くけど、わてらがイメージする様な、いかした自分に酔ってるナルちゃんとは次元が全くちゃうんやで〜と声を大にして言いたい。
ラストのおちはまさにクソって意味のdamn。白目が風さんの代名詞になりそうや。
でもこんなクールな白目出来るの風さんだけやない?
笑いの精神忘れないとこも風さんらしいよ。
アーティストの枠に囚われず、あくまでも自分らしく、自然体で世界に飛び出していくんだろうな。
風さんは全くブレてなかった。
ブレずに更にパワーアップしとった。
海外意識して変貌してたらどないしようなんて、ドギマギしとったわての方がぶれとるんやないかい。
情けないけど、そんな不甲斐ない自分をわても愛して、愛して、高みを目指していくからね。
ところで、『死ぬのがいいわ』が大いにバズってる最中に、『damn』MV公開ってのは、よく考えたなぁって思う。
勿論2nd アルバムに納められた未発表曲の中では人気ある方だから選んだってのはあるんだろうけど。
風さんを最近知った人は、こんな曲調の作品も書けるんやってなるし。
この動画見たら、他の曲のMVも絶対見たくなるよね。
何故って、過去の曲を振り返り、自分に対する歯痒さを織り交ぜてて。
神格化されつつある自分も実はみんなと同じように藻掻いてるんやって歌ってるんやもん。
音楽性は勿論、風さんの精神性にも惹かれて、みんなますます沼落ちするはずや。
振付は『きらり』でチェックのシャツ着て踊ってたShingo Okamotoさん。
藤井風 “damn” 振付させていただきました。
素晴らしい音楽と共に、ダンスの素晴らしさが国境越え広がっていく🙏✨
リハから撮影ラストまで貴重な時間でした!ありがとうございました🥲💩@FujiiKaze
— Shingo Okamoto (@ShingoOkamoto1) 2022年10月1日
ダンサーのみんなもいつもありがとう❤︎https://t.co/hzRU5rHdt0 pic.twitter.com/03lqy6uOvY
インスタストーリーで覆面姿のダンサーを顔出しで紹介する辺り、仲間を大事にする風さんらしい。
MiQael https://stepsarts.com/instructor/7253/
Ryota 日本を飛び出し世界に羽ばたくダンサーRyota Takaji | 壮絶な経験とこれからの野望 | | ダンスの情報サイト Dews(デュース)
Daiki DAIKI | REX
shingoさんとふたりで踊ってる動画もあげてるね。
ダンスの基礎を学び、ずっと身体を鍛えあげできたキレッキレのshingoさんと比べられるのはやだなあって、わてなら映像あげるの躊躇しそうやけど。
そんな事気にしない。恥ずかしいなんて思わない。
進化途中の今の自分をさらけ出す。
そういうとこ、ほんと見習わなきゃって思うし、そういうとこがかっこええんよ。
とにかく、この動画見てるとふたりが楽しそうなんよね。
振り付け自体もテクニック重視キメッキメのダンスってより、曲の意味を捉えて、自分の気持ちを身体で表現するような、コンテンポラリーダンスみたいでええなぁ。
流石風さんの事よくわかってる。
今回のMVは、ダッチさんといい、shingoさんといい、風さんの人柄が大好きで、風さんの魅力を最大限引き出すにはどうすべきか、よくわかってる人達のお陰なんやと思う。
風さんも「色んな意味で、これまでの集大成のような作品になりました。全ての瞬間をアイコニックなものにするべく一つ一つのシーンにこれまで以上に魂を注いで挑みました。健人ニキはじめ、この作品に関わった皆さまも同じ気持ちだと思います。最後まで見届けてください。」
と言うとった。
ほんま集大成。どのシーンもキラキラしとって、色んな要素が詰まってて、くそリピしてる。最高です。
ただ、ひとつだけダッチさんに言わせて。
今回も犬やった(泣)
『へでもねーよ』は黑で、今回は白かぁ。
わてが熱望した黒猫とは真逆やったけど、猫は路上に💩そのままにしたりせえへんからなぁ。
それに “ もうだめぜんぶ終る にゃん! ”より“ ワン! ”の方が決まるって言うか、しっくりくるよね。
まぁ、夢はすぐに実現しない方がええって事もあるし。
今後のMVに期待する事にするにゃん。
ほな🐾
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追記(10/8)
MV公開1週間後、ずっずさんからMV制作の経緯が語られた。何と6月末にダッチさんから提案があったという。
MV制作の際はアーティストや事務所からある程度要望が出されるものの、後は監督にお任せと思いきや、企画書を出してまたみんなで打合せしとるとは意外やった。
『damn』の企画書を見ると
①少し自暴自棄になったかのようにハンカチも使わず服で顔を拭き → ハンカチで乱暴に顔を拭き投げ捨てる
②夜道の途中で路面の屋台 のカートから水 (牛乳?) をかっさらい、勢いよく飲む → お客の水をかっさらい、勢いよく飲み、頭からかける
③犬の糞を踏んでしまっていたラストカットは「damn」とつぶやきつつも、どこかでそんなこと気にしてないといった男の表情 → 白目で片足立ち、渾身の変顔
といった点を除けば、ほぼ企画書通りのMVに仕上がっとる。
ダッチさんの頭の中ではかなり最初の段階から映像が出来上がっていたって事なんやね。改めてその才覚に脱帽。
覆面ダンサーを始め、出演された方々の写真が正式に載っていたので、風さんアプリから転載させていただきます。
スタッフの皆様、出演者の皆様、こんな素晴らしいMVをありがとうございました。
他のMV以上にクソリピするにゃん。
damn💩だけに。